【外資系エンジニアに必要な英語力】片言英語+英語脳

外資系エンジニアに必要な英語力_

外資系では高い英語力が必要だと思っていませんか?

実は・・・
エンジニアが外資系で働くための英語力は、片言レベルで大丈夫
必要に応じて英会話力をつけていけば問題ありません。

なぜなら外資系では仕事結果を重視

仕事を完結できれば英語は下手でもOKです。
コツをつかめば片言英語で働くことができます。

この記事では英会話が未経験でも外資系に転職できる理由について私の経験から解説します。

外資の真一

私は英会話力ゼロから外資系転職6回・欧州駐在を経験しています。

この記事を読めば、今英語ができなくても外資系で働ける事が分かります。
駐在や海外赴任が決まり「英語できない」と悩む人も参考にして下さい!

目次

【外資系エンジニアに必要な英語力】は片言英語+英語脳

エンジニアは片言英語でも外資系に採用されます。

外資系エンジニアに求められるのは、スキルと実績から最適なプロダクトを生み出す能力です。

英語が完璧でスキルと実績を備えたエンジニアがいればベストですが、現実的に採用するのは難しい。英語は後回しで、スキルと実績がある人を優先して採用します。

スキルと実績があれば英語の重要度は下がるわけです。 

英語が苦手でも会議後にメールや議事録でフォローする等、仕事の進め方を心得ている人材であれば採用される。

とはいえ英語が出来ないと辛いので、最低限の英会話が可能になる方法

英語脳+片言英語

について解説します。

【英語脳とは】日本語を使わず英会話する能力

英語脳とは日本語を使わずにイメージで英語を理解し会話・読み書きする能力のこと。

  • タイムラグなく英会話ができる
  • 自宅で身に付く
  • 大人でも身に付く

シンプルな練習で誰でも身に付く能力、難しいテクニックではありません。

英語脳を身に付ければ片言英語でもコミュニケーションがとれるようになります

外資の真一

下の四つの写真、左上から時計回りに何が写っているか英語で言ってみて下さい。

英語脳を確認するための写真。fork, radio, bed, hamburgerが写っている。
英語脳を確認の写真

「fork, radio, bed, hamburger」と言えたら既に英語脳が働いています。

詳しくは別記事をご覧ください。≫【英語脳とは】仕事の英会話がイッキに上達

【片言英語とは】文法等が不完全な英会話

片言(カタコト)英語とは「文法等が不完全な英会話」と当ブログでは定義します。
最低限のコミュニケーションを目的とした英語です。

例えば

トイレに行きたくて店員さんに
Toilet! where?

外出する同僚に帰社時間を問いたくて
you office when?

文法を気にせず、とにかく思いつく単語でコミュニケーションをとる英語です。

これで通じるの?幼稚な英語じゃない?と心配になりますが内容がしっかりしていれば大丈夫。
世界のビジネスシーンでは他人の語学力を笑いの種にするのは低レベルな人との認識が一般的

仕事が出来れば片言でも大丈夫です。詳しくは別記事へ ≫ 【片言英語でも十分通じる|英語力ゼロから駐在を可能にした片言英語とは

【片言英語と英語脳】は両方必要

片言英語だけでは仕事になりません。スピーディな片言英語が必要。

仕事の会話で4秒以上の間が空くと支障が出てきます。時間勝負の世界なので当然ですね。

tomorrow(10秒)entrance(10秒) 9AM ….
のような会話ではコミュニケーションに支障が出ます。

テンポよく
tomorrow! entrance! 9AM! Good bye!
と話せればこれで十分

We will meet…
Shall we…
とか言わなくても大丈夫。

仕事の英語で気にするべきは「スムーズなコミュニケーション」です。
言葉が出てこない。話にならない。これが問題です。

話が進まなければ仕事になりません。
片言で良いので次々と言葉が出てくる英語脳を身に付けましょう

【片言英語の習得方法】英語脳と同時に習得可能

片言英語を習得するには筋トレのような「練習」が必要。

日本語を考えずに反射的に単語が口から出るように練習します。

片言英語は英語脳トレーニングの初期段階で身に付きます。

トレーニングを重ねると片言英語を脱出することも可能。

英語脳トレーニングで片言英語も同時に習得

英語脳の作り方は別記事で詳しく解説≫【英語脳の作り方・単語レベル】3ヵ月で完成の手順|ピクチャーディクショナリー利用編(英語#04)

外資系転職は英語力より仕事力

外資系エンジニア転職で評価されるのは英語力よりもスキルや経験

英語力よりも採用時に重視されるのは即戦力としての専門性や実績になります。

  • 外資系企業が欲しがっているのは専門的な知識・技術がある人
  • 生産管理・品質管理経験のみで英語力は問われない
  • IT/WEB系の職種で英語経験なし

実際に転職サイトで英語力不問の案件を探してみました。(転職サイトdodaより参照)

転職サイトdodaでの転職案件検索結果。年棒700万~1200万でフレックスタイム制・土日休みと魅力的。
dodaでの案件検索例
転職サイトdodaでの転職案件検索結果。英語力が無くても年収1000万が可能とわかる。
dodaでの案件検索例

この外資系案件の場合、待遇が魅力的ですが「外国語は必須ではない」とあり仕事力重視で英語力は問われていません。

仕事力に比べて語学力は重要視されてないのです。

今回は機械設計の例でしたがIT/WEB業界はもっと魅力的。

【仕事力は最初から必要】英語よりも仕事

外資系企業では教育が充実していません。

教育が充実していると評判の外資でも仕組みとして整備されているだけで日本では使えない事も多々あります。

  • 教育プログラムは多くが英語なのでそれを理解する英語力が必要
  • 日本顧客からのムリな要求で教育を受ける時間を取れない

今までの経験に加えて自分で勉強する意欲を持つことが外資系で成功するカギとなります

入社してからはOJTのみと覚悟する

OJTとは「on the job training」の略称で実務を通じて仕事を覚える方法のことです。「先輩が実際の業務を題材に知識や技術を伝える」と定義されますが実際は自分で積極的に聞きに行く形になります。

外資の真一

「座学は嫌い。OJTの方が楽しい・やりがいがある」と思える人は外資系でやっていけます

超大型外資や日系を買収した外資系企業は日本語での教育も充実しています。日本の従業員が500人程度以上だと期待できますが入念に確認しましょう。

【英語力向上は入社してから】で良い

本人のやる気があれば英語力は後からついてくる考えられている。

外資系の日々はメールやビデオ会議・チャットで同僚とコミュニケーション。
メールやチャットならWEB検索や校正のサポートでなんとかなります。

毎日業務を繰り返すことで必要な英語は覚えていきます。
仕事相手は必死にこちらの言う事を理解しようとしてくれるので社内とのコミュニケーションは何とかなります

英語力は入社してから向上する

【仕事以外の英会話は不要】個人的に仲良くなる必要がない

外資系就職だけのために、仕事以外の英会話を練習する必要はありません

日系に比べると外資系では社員間でプライベートを共有する機会は少ないからです。

仕事場での立ち話も少なめでフレックスタイムをフル活用してプライベートを重視。仕事が終わったらさっさと帰ります。

飲み二ケーションのような無駄な付き合いは好みません。欧米人は人の好き嫌いに関係なく誰とでも仕事ができ、そこで働く外資系の日本人もそれを意識している人が多めです。

仕事に必要な英語以外は勉強しなくて大丈夫

英語で友達を作る等、プライベートで英語を活用したい場合は、仕事が出来るようになってから追加で勉強しても遅くはありません。

まずは仕事の英語に集中して勉強していきましょう

【外資系転職の採用面接もカタコト英語で】OK

TOEIC500点でも700点の案件に応募可能。

外資系エンジニアの転職にTOEICの高い点数は不要です。
外資系では専門性と経験があれば英語力は後回しで大丈夫。

募集要項の記載が700点で自分が500点でも「仕事のスキル・実績」のアピールや「多少の実績+若さorやる気」で採用される事は多々あります。

外資の真一

私はTOEICスコア600点前半のとき、募集要項に700点・800点と記載された求人に何回も受かっています。

TOEICの点数が高い方が有利ですが外資転職のためだけにTOEICを勉強する必要はありません。
それよりも、仕事で使えるカタコト英語を勉強しましょう。

【英語ができない場合】でも外資系に入れるケース

外資系へ転職時の要求英語レベルは想像以上に柔軟です。

  • 仕事レベルが高いほど英語レベルの要求は低くなります→大手メーカーのシニアエンジニアには通訳を用意
  • 年齢が低い場合も要求英語レベルは低くなります→多少のIT/WEB経験がある30代前半までは英語の要求は殆どなし

エンジニア求人の多くは意図が理解出来る英語が喋れれば仕事力を優先して採用されます。
TOEICが基準に達していなくても関係ありません。

外資系を特別な存在と考えず選択肢の一つとして考えてみて下さい

まとめ・【外資系入社時・英語のハードルは低い】

英語が上手でビジネスを進められない人よりも、片言英語でビジネスをスピーディに回す人が好まれます。

英語を使う仕事に対して日本企業はTOEICの点数にこだわりますが、外資系企業は仕事力にこだわります。

日本には仕事が出来て英語もできる人が少ないため英語レベルは低めでも転職出来るんです。

この事に気づいた人がチャンスをつかんでいます。

外資の真一

転職時には外資系も検討すると別世界が見えてきます。

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