外資系は「のんびり」働ける、というのをご存知ですか?
お疲れ様です、外資6社目で働く浜真一(はま シンイチ)と申します。
外資系企業で働くと忙しくなるイメージがありますが、実は「のんびり」働けるのです。方法は単純でメリハリをつけるだけ。外資系では自己裁量に任された働き方が一般的。上司や先輩のチェックなしに行動できます。多くの責任を自分で背負う必要はありますが、そのぶんフレキシブルな働き方が可能で、メリハリをつければ、のんびりした時間を確保できるんです。
私は6社の外資系で働いた経験がありますが、どの会社でも「のんびり」した時間を確保できました。
この記事では、外資系企業で「のんびり」働くコツ、ストレス解消の方法などを私の長い外資系経験から紹介します。
- ワークライフバランスを重視した働き方をしたい
- 魅力的な仕事に関わりたい
- プライベートを楽しみ「のんびり」もしたい
こんな方におすすめの記事です。ぜひ最後までお付き合いください。
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外資系企業でのんびり働くためのメリハリ
外資系企業において「のんびり働く」という言葉がどういう意味を持つのか、日系企業と比べてどのような働き方の違いが存在するのかを解説します。
外資系の働き方は「のんびり」と「バリバリ」
外資系企業に対する誤解として、「バリバリ」と働く人が求められるイメージがあります。
実際は普通の成果を出せば、のんびりする時間を確保するのは厳しくありません。
成果というと、何か高いハードルを想像しがちですが、日系企業と変わらないか、それよりもゆるい目標の場合もあります。
ただし、成果が出ない、仕事が出来ないとなれば、どれだけ時間をかけても評価されません。
日本企業ではお客様へ訪問した数や、働いた時間が「がんばった」として評価されがちですが、外資系では評価されませんし、逆に「無駄働き」と見られる場合もあります。
外資系では、ここぞという時には時間と労力を注ぎ、必要の無い時は仕事を早く終わらせ、プライベートでのんびりします。メリハリが大事なのです。
「のんびり」の定義が、外資系と日系企業は違う
日本の企業における「のんびり」のイメージとは異なり、外資系企業では「のんびり」は「効率的に働く」という意味合いが強いです。例えば、必要以上に残業をせず、その代わりに集中して短時間で高い成果を出すという働き方が好まれるのです。
日本企業で「うちの会社はのんびり」と言うと、仕事をせずにサボっている、儲けてない、と思われるでしょう。日本では一日8時時間は絶対働き、残業も最低1時間するは当たり前、との考えが一般的。「残業少なめ」と言っても月に10~20時間が普通だと思います。
外資系では、必要がなければ残業はしません。フレックス制度で11時に出社、15時退社も当たり前なんです。今日は寝坊したけど、遊びに行くから3時間だけ働く、という選択肢もアリ。
日系企業では周りの目を気にするような働き方が外資系では可能です。
日本企業では「のんびり」させてくれない
多くの日本企業で、定時やフレックスに帰ると「手が空いていれば何かやれ」と、他の事をやらされるでしょう。日系企業で「のんびり」過ごすのは良くないとされています。
定時で帰っていると、半強制的に色々やらされますよね
- 同僚の手伝い
- 改善活動
- 特許アイディア出し
- 資格取得
グループ内の目標とか言って、定時後に特許アイディアを出す会議に付き合わされたりしますよね。
残業や長時間労働が当たり前となっている場合も多いです。そのため、8時間だけで仕事を終えることは難しい。このような環境では、「のんびり」という働き方を実現するのは難しいでしょう。
外資系の改善活動は、業務時間内のタスクとして割り当てられますし、特許は、希望した人が業務時間内で提出するのが普通。しかも外資系では日系で500円程度の報酬が数万円以上の場合もあります。日本企業のように無料や数千円ではないので、特許活動にも時間を使う価値があるのです。
外資系はメリハリのある働き方が可能
外資系企業では、自分に与えられた仕事で成果を出した人、タスクをこなしている人は、個人の裁量で自由に働くことができる風土となっています。そのため、必要以上の残業や無駄な業務を避け、効率的に働ける環境が整っています。
やるときはやる、帰るときは帰る。メリハリをつけた働き方が可能なんです。
私が外資系で「のんびり」働いた実例
外資系ではほとんどの場合、直行直帰やフレックスタイム制度を個人裁量で使えます。
私は外資系6社で働きましたが、5社で下記のような働き方が可能でした。
のんびりした通常の出社日1
- 10:30 のんびり出社
- 13:00 人が少なくなったレストランで昼食
- 18:00 残業の必要が無いので退社
忙しくない日や、前日残業した場合は、のんびり出社します。もちろん忙しい時は9時頃出社します。
のんびりした通常の出社日2
- 9:20 ラッシュを避けて出社
- 11:30 混む前にランチ
- 16:00 フレックス退社でジムへ
日系企業は9時出社が多いと思いますが、外資系での9時頃出社は早い組です。夕方や夜に海外と会議をするので、多くの人が10時や11時に出社してきます。
夕方に会議がある日は、私は在宅勤務か、早めに帰って家でWEB会議出席とします。
よっぽど緊急案件がなければ、定期的に16時頃帰宅してジム通いも可能。平日の活用範囲が広がります。他の日に21時まで残業したとしても、午後に早く帰れる日があれば、メンタルのバランスが整い、のんびりとした気分になれますよ。
在宅勤務で昼間に病院と買い物に行き、夕方はトレーニング。
- 7:30 在宅勤務開始
- 8:00 – 9:00 アメリカとWEB会議
- 10:00 車で歯医者へ
- 11:00 ショッピングモールで買い物
- 13:00 午後の勤務
- 17:30 一旦勤務終了・ジョギング
- 19:00 家族と夕食
- 20:00 – 21:00 ドイツとWEB会議
- 21:30 本日の業務終了
このケースでは8時間半働いていますが、昼には歯医者と買い物、夕方には一時間半のトレーニング、夕食は家族と食べています。
在宅勤務だからなせる業ですが、昼間に私用で時間を使うのは、日系企業だとうるさく言う人がいるかもしれません。
ちなみに、ショッピングモールで同僚の連絡にチャットで答えたりはしています。
私の勤めた外資系4社では、在宅や途中休憩の申請は不要で、Outlookに予定を書き込めばOK。予定を書いてない人もいました
就業規則に在宅勤務やフレックスタイムは許可制と書いてあっても、運用上は個人に任されている場合が多いです。
【私の経験談】外資系でのんびり働ける理由
外資系企業では、日系企業とは違った風土を持っています。その結果、外資系企業で働く人々は、日本の伝統的な会社よりも「のんびり」と過ごしていることが多いのです。
ここでは、私が外資系6社で見てきた外資系の「のんびり」できる理由をご紹介します。
柔軟な働き方で「のんびり」を実現
外資系企業は、一般的に柔軟な働き方が可能です。日系企業にありがちな、「目に見えないルール」にしばられず、一人一人の生活スタイルに合わせて、在宅勤務やフレックスタイム制度・直行直帰などを遠慮なく活用可能。結果として、社員は自らの働き方を選択する自由が増え、仕事とプライベートのバランスが取りやすくなり、日系企業で働いているよりも「のんびり」と生活している実感がもてます。
余計なことに時間を使わない
外資系企業は成果を最優先としています。そのため、点数や件数だけを目的とした、資格取得や改善活動は行いません。利益に直結しない、時間の浪費を避けることが奨励されるのです。これは、結果を出すことが評価される欧米の文化から来ています。このような環境下では、余計なことに時間を使わず、自分のタスクに集中できるので効率良く働けるのです。
余計な仕事からマネージャーが守ってくれる
外資系企業では、上層部からの明確な指示に従い業務を進めます。種まき以外の儲からない仕事は、マネージメントが中止の判断を下します。また、各職員の役割や責任が明確に設定されており、他部署の仕事を手伝ったり、無駄な重複作業は避けたりすることができます。勝手に自分で仕事を増やすと怒られるので、他部署から仕事を直接頼まれても、「上を通してください」と言えばすべて解決です。
営業さんが必死に取ってきた案件でも、マネージメントに「必要のない仕事」と判断されれば、お客様へお断りのご連絡をします。
フラットに付き合える上司や先輩
外資系企業には、グローバルな働き方を知っている上司や先輩が多く、欧米のようなフレンドリーな関係性が築かれやすいです。
お互いに相手を尊敬し「さん」付けで呼ぶことが多く、年下だから呼び捨てて、年上だけを尊敬するようなスタイルではありません。年下女性に対して「ちゃん」で呼ぶような人は、現代の外資系では生きていけないでしょう。
皆が相手をお客様のように思ってコミュニケーションをとるため、面倒な回りくどいコミュニケーションが無くなり、シンプルな情報交換で業務効率が向上。ストレスも無くなり、人間関係も「のんびり」できます。
海外に拠点があるのでのんびり
直属の上司が海外にいる場合や、工場や開発拠点が海外にある場合、日常業務のペースがのんびりとなりがちです。お客様に急かされても、「海外の返事待ちです」と逃げられる場合も多く、よっぽど緊急でなければ「のんびり」できます。
有給は100%消化でのんびり過ごす
外資系企業では、多くの人が有給休暇を100%消化します。使いきれない人でも、とりあえず年末に全部取得。12月上旬に仕事を完全に終了する人も少なくありません。外資系での有給休暇は給与、つまり金銭と同じ扱いに近く、部下が有給を余らすとマネージャーが減点される場合が多いです。12月は海外でクリスマス休暇シーズンに該当するため、日本でも休暇が取りやすい事情もあります。
計画的な人は、9月頃から毎週金曜日を休みに、つまり週休3日にして「のんびり」過ごします。
外資系で「のんびり」働くためのスキルTOP3
外資系企業での働き方はメリハリが魅力ですが、メリハリをつけて働くためには、ある程度のスキルが求められます。特に「のんびり」働くためには、以下の3つのスキルが不可欠です。これらのスキルを磨くことで、効率的に業務をこなし、のんびり働くことができるでしょう。
コミュニケーションスキル
外資系企業では、様々な考え方の人々とのコミュニケーションが日常的に求められます。
人種はもちろん、日本企業の枠に収まらなかった、独自の考えを持った日本人も大勢いるわけです。例えば、終身雇用や年功序列、休暇の取り方、などなど。人それぞれの常識が、日本企業で働いている人々とは違います。自分と違った意見を尊重出来るコミュニケーションスキルが重要に。
そのため、相手の意見や考えをしっかりと理解し尊重したうえで、自らの意見を明確に伝える能力が必要です。コミュニケーションスキルを磨くことで、誤解を生むことなく円滑なコミュニケーションをとることができ、業務の効率化につながります。
自己管理能力
外資系企業では個人の自律性が尊重され、自己管理出来る人が高く評価されます。
裁量の範囲が広く、日系に比べると好き勝手に働けるわけですが、仕事よりも個人を過度に優先する人は不要。在宅勤務を悪用し、さぼりまくりで副業に専念したり、出張費用を個人の飲み会に流用したり、ルールを悪用する人は見つかり次第クビリスト入りするのが外資系。仕事とプライベートの丁度良いバランスを見極める能力と、弱い自分を律する心が必要になります。
日本企業では多少のルール違反や、他人と同レベルの規則違反は許される傾向にありますが、外資系ではドライに判断されます。規則違反を侵さない範囲でのんびり働く必要があります。でも心配しないでください、ルール自体が日系企業と比べれば少ないので、その範囲で十分にのんびりと働けます。
クビリストとは、即刻クビにはならないが、退職勧奨や人減らしが必要な時、優先的に狙う人リストです。就業規則に違反していると、労働基準法に守られない可能性があるので気を付けましょう。
英会話
外資系企業の公用語は多くの場合英語です。そのため、基本的な英会話能力は必須となります。
特に会議やプレゼンテーション、外国の同僚との業務のやり取りなど、ビジネスシーンでの英会話能力は不可欠です。でもこちらも心配不要です。日系企業で十分な経験を積み、仕事が出来る人は、カタコトの英会話で十分仕事を進められます。TOEICで600点もあれば十分ですし、無くてもやる気があれば大丈夫です。
仕事を通じて徐々に英会話能力を高めることで、情報伝達のミスを避け、円滑な業務遂行が可能となります。
外資系で「のんびり」働くリスク
外資系企業で「のんびり」働ける、とワクワクしてきましたか?ここで油断は禁物です。この働き方には一定のリスクも潜んでいるんです。
ここでは、外資系企業での「のんびり」な働き方の落とし穴を詳細に解説いたします。
のんびりが無い日本の会社には戻れない
外資系企業の働き方や文化は、日系企業とは大きく異なります。このため、一度外資系の働き方や文化に馴染んでしまうと、日本の企業に戻るのは難しくなる可能性が高いです。また日本企業側で、外資慣れした人を嫌う傾向もあるんです。
日本の企業には、年功序列や集団行動の文化が存在します。外資系で働いていると、その文化を無視したり、あざ笑ったりする場合もあるので、再びそれに慣れるのは時間と努力が必要に。日本企業側もその事情を分っていて、外資系慣れした人が入ってくると、自社の文化や規律が乱れると心配し、なるべく採用対象から外したいと思うでしょう。
のんびりを勘違いするとクビになる
外資系企業は個人に多くを任せる放任主義が多いですが、自己管理ができない人に仕事は回ってきません。自己管理が出来ない人に仕事を任せると、仕事が進まないだけではなく、だらしのない行動が同僚のモチベーションを下げます。チームへの悪影響をさけるために、自己管理の出来ない人は隔離され、自主退職に追い込まれるのです。
日本にある外資系は、日本の労働基準法で守られているからクビにならないと言うのは、文字通りにはYesですが、実際はうまい具合に自主退職に追い込まれるのが現状です。
たとえば、社員を5段階(A,B,C,D,E)にランク付けし、Eランクの社員は名目上は「教育が必要な社員」として、毎週1時間、上司とミーティングで教育されるのが一般的。段々みじめな気分になり、自主退社に追い込まれます。
外資系では空きポジションは限られており、社内異動が難しいので「人事預かり」に。これまた辞めざるを得ない状況に追い込まれます。外資に窓際族は居ないと思ってください。
のんびりの加減を知る・仲間からハメられる
外資系企業では、仲間内での競争が激しい場合もあります。そのため一部の会社・職種では、他の従業員からの通報でハメられる場合があります。リストラや退職勧奨のターゲット選定時に、自分が助かるために仲間を売る人もいます。
仲間からハメられるリスクを回避する方法は二つ
- 会社に対する感情的な考えを言わない
- 同僚を過度に信用しない
これにつきます。悪口・陰口はもちろん、余計なことは言わないのが一番。飲み会は危険です。
さみしい感じもしますが、日系企業でも基本は同じだと思います。
高いストレスとプレッシャー
のんびり働ける、という言葉だけを信じていて、外資系企業にはプレッシャーやストレスがないと考えるのは誤りです。
外資系には日系企業にないストレスがあります。
- 本国と日本のお客様の板挟みになるストレス
- 日系企業に劣る社内サポート
- 全て自己責任のプレッシャーとストレス
- 多様な文化の中でのコミュニケーションに起因するストレス
これらを「やりがいがある」と思えない人に外資系は向いていません。
外資系が手放しに「のんびり」できる場所ではないと、理解・納得したうえで付き合っていきましょう。
「のんびり」できる外資系企業はどこか
外資系企業には多様な文化や働き方が存在します。中でも「のんびり」と感じることができる会社や部門、環境について、私が見聞きした情報から解説します。
ヨーロッパ企業
ヨーロッパを中心とした国々は、休暇取得が重視され、一日の労働時間も短いことで知られています。ヨーロッパの外資系企業は、休暇を楽しみプライベートを優先する文化が一般的のため、マネージメントクラスも長期休暇を取得します。
承認者が休暇中で、決済が下りないために採用活動が数週間保留になるのは良くある話です
アメリカ企業も、従業員やその家族を大切にしていますが、欧州企業より成果主義が強く仕事熱心な人が多い印象です。
研究機関や先行開発
研究所や商品開発、コンセプト立案がメインのポジションは、客先企業への納入期限や、消費者のクレームにあおられる頻度が少ないのでのんびりできます。ただし、勤務先によっては働き方に問題がある場合も。また外資系が日本に設立した研究機関は数が少なく、競争が激しいために、英語力・仕事力の双方に相当の実力が必要になります。
技術営業、プロジェクトマネージャー
自己裁量でスケジュールを組める職種や、直行直帰が可能な仕事では、プライベート時間を確保しやすいので「のんびり」とした働き方が可能。外資系のセールスエンジニアやPM(プロジェクトマネージャー)は、出張が多めですが、自分でスケジュールを組んで自由に行動できるので、仕事のメリハリをつけやすく、のんびりした時間を確保できます。
もちろん激務の時期や、理不尽なプレッシャーに遭遇することもあります。その代わり、ゆるい時間を確保できる期間もあるのです。いつでもユルく働けるのではありません。例えば2週間有給を取る代わりに前後は夜中まで働いたりします。ただ、夜中まで会社にいる必要はなく、家に持ち帰ったり、出張先のホテルで夜中までやったり。
だれも監視してないので、いろんな意味で自由。その自由をはき違えず、文句を言わず利用して、各要素を上手くコントロール出来れば、気持ちは非常に「ゆったり&のんびり」してきます。
デスクワークが中心の職種
バックオフィスや設計補助、ソフトウェア開発など、PCと電話で完結する仕事ものんびりできます。外資系ではリモートワークがあたりまえ。残業も家で好きな時間にできるので、のんびりした自分の時間を確保できます。この職種の客先も、コロナ後にWEBミーティングが当たり前になっているので、物を手渡しする以外はFace to Faceでの会議もほとんどありません。外資系ではデスクワークものんびりできる仕事の一つと言えるでしょう。
部下の自己裁量に任せるのが好きな上司
面接のときに、直属の上司が「自己裁量を重視している」と言っていたら、のんびり時間を確保できる可能性が高いです。「自己管理におまかせします」と言うタイプの上司は、部下を信用して任せることをアピールしたいので、きっかけがあれば面接で話してきます。
この情報を引き出す会話は、
- 「夜中や早朝にWEB会議がある場合、どのような働き方になりますか?」
- 「能力を超える仕事を抱えた部下にどのようなサポートがありますか?」
- 「出張頻度はどの程度ですか」
など
ただし、この種のマネージャーは「超」優秀な人も多く、部下にも同レベルの能力があると思いこんでいる(できない、と言うことを知らない)ので、期待に応えられなかった場合は、切り捨てられるリスクも高いです。
のんびりできる会社は入ってみないと分かりません。会社の方針がのんびりしていても、上司が厳しい場合や、逆に会社の方針が厳しくても、上司がゆるい場合も多々あります。
入社してみたら、面接時の上司が辞めていた、なんてことも普通。
あまり「のんびり」に期待し過ぎず、「のんびりできたらラッキー」くらいの気持ちでいきましょう。
【まとめ】外資系で「のんびり」働くコツ
外資系企業での働き方は成果主義が強い一方で、成果をしっかり出せばのんびりとした働き方が許容される場面が多いです。
日系企業とは違い、外資系の「のんびり」という言葉は、メリハリをつけて効率的に働くことを指します。
実際に、残業を必要最低限に抑え、短時間で高い成果を出す働き方を重視。結果的にのんびりできるんです。
また、外資系企業には、ヨーロッパ企業や日本に上司がいない、開発部門が無い、のんびりとした働き方ができる環境も存在します。
しかし、のんびりと働くためには、しっかりとした成果を出すことが前提となるため、勘違いしないように、適切なバランスを取ることが大切です。
日系企業の常識を疑い、グローバルの常識を取り入れていけば、のんびりと働けるようになります。
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